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2009.11.28 (Sat)

この世の糞置き場。

テスト1週間前にもなったそうだ。

ベットに寝転がりながらどうしようもなくなってヨガの木のポーズをとって、

かかとを如何にしたら、股間に当たるのだろうかと試行錯誤。

純粋に、さも少年の如く、必死なった。


その一時は、天井の奇怪な模様を見つめ、色んな事を考えた。

人は死ぬのだ。死に方はそれぞれ定まった運命であって、神々の決めた約束だ。

神々がこの地の一人一人に身体と心を授け、あらかじめ限界を定めた。

不老不死は、神々に対する冒涜だ。

人が人を己の頭脳で作り出してはならぬ。

愛無き誕生をなしとげてはならぬ。

神々の面子を潰して、自ら神々を超越しようなんて、恩を仇で返す行為だ。外道だ。

不可能であることが、ありがたみを産み出しているのだ。

完全が蔓延すると、何が良き物なのかの判別がきかなくなってしまう。



やはり股間にかかとが付かないのだと、さも神々の如くこの世に定めた。

そして、台所へ出向き、茶でも飲もうと思って、透明に茶色を注いだ。

茶葉がゆっくりと、風に吹かれた雪のように舞い上がって静かに沈んだ。



不意に戦争とか自殺とか、破滅的な事を、平和な見地から考えるのが馬鹿馬鹿しくなった。

そして、こういう時こそ、馬鹿な思考を、崇高な何かに確立してやろうと思った。



たまねぎは女。ただどうしようもなく女。って思えてきた。


まして、その形状が乳房に似ているなどという、そんな俗な考えでない。

外にある、茶色の薄皮を剥がすと、何とも美しい白が露出される。

外の顔と、内の顔が。

外の心と、内の心が。

そして、不完全にてっぺんが緑。

生でも頂けるのだが、辛みが強いため、豊富な甘みが消される。

ツライ気持ちが、甘い恋心に打ち勝ってしまって、

本当のワタシを、他の者にさらけ出すことをいつまでも拒絶しているよう。

その辛味は、時間を経るごとに強さを増して、腐ってしまう。

いつまでも、正直なワタシになりきれなくて、愛されないまま女は死んでしまう。

とっても切ない女に見えてきて、共に泣いてやりたい気持ちになった。


そして、たまねぎを加熱すると甘い心が解き放たれる。

優しい心に暖められて、完全に恋心。

その甘味は、とても優しい。

この女は絶対尽くす女だと思った。

きっと慎ましやかな女であろう。


虚ろな目で、たまねぎを眺めると、母が横からドカと割り込んで

たまねぎを皮むき洗い、豪快に刻んだ。

あわわ、あわわ、と見つめていると

だんだん目から涙がこぼれ出て、思った。


邪険にされると、割といたずらをして自分の存在を見せつけて

さらには、捨て去ると執念深く、傷を残す女かも知れぬ。


そう思うと、女というものがおっかなく思えてきて興ざめした。

と言うより、変な性癖を見出した自分がまた恐ろしくなった。



うわわわわわわ。愛して誰か。馬鹿になっちゃう。

ていうかもう馬鹿に、なっちゃってる。嫌ん嫌ん。

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23:15  |  非日記な駄作集  |  トラックバック(0)  |  コメント(1)

Comment

印象的ですね^^
こんな感性と表現力を持ちたいものです
けけ |  2009.11.29(日) 18:22 | URL |  【編集】

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